営業事務主任の仕事目標の立て方|昇進後のモヤモヤを前向きに変えるヒント

営業事務職

営業事務として経験を積み、主任へと昇進したあなた。
日々の業務に加え、チーム運営や改善提案など、求められる役割がグッと広がります。
私自身、年功序列で主任に昇格し、特別な試験はありませんでしたが、**「主任になったのだから」**という枕詞とともに、業務量は確実に増えました。
さらには仙台の営業所へ転勤という新たなステージも始まり、戸惑いとプレッシャーを感じたのを今でも覚えています。

そんな経験から、この記事では営業事務主任が意識したい【仕事目標】の立て方を具体的にご紹介します。
昇進後のモヤモヤや不安を、前向きなキャリアアップへと変えるヒントになれば嬉しいです。


1. 主任として求められる役割を整理しよう

まずは、主任としての自分に何が期待されているのかを整理しましょう。
一般的な主任の役割は次の通りです。

  • チームの業務を円滑に回すリーダーシップ
  • 部下や後輩の育成・フォロー
  • イレギュラー対応やトラブル時の判断役
  • 営業担当者や他部署との調整役
  • 業務効率化や改善提案

私も昇格当初は、この「幅広さ」に正直戸惑いました。
ですが、まずは**「自分一人で全部やる」のではなく、周囲を動かす視点**が主任には求められているんだと気づいてから、目標の立て方も変わっていきました。


2. 主任になった時に困ったことベスト3

私が主任に昇進したばかりの頃、特に困ったのが次の3つです。

① 「主任なんだから分かるでしょ?」のプレッシャー

会計知識やExcel知識が**「ある前提」で話が進む**ことが増えました。
でも正直、当時の私は自信がなく、内心ヒヤヒヤ…。
「まずは勉強して追いつこう」と思えたのは、このギャップを感じたからこそでした。

② システム知識の暗黙の期待

社内システムを熟知している前提で質問される場面が増加。
でも実際は、私も「え、そんな使い方あるの?」と驚くことも多々ありました(笑)。
主任=ベテラン扱いされるのが、意外とプレッシャーになります。

③ 求められるレベルが一段アップ

仙台営業所の事務処理を**「なんなくこなすのが主任像」という雰囲気があり、
「自分にそこまでできるだろうか…」と不安を感じたこともありました。
でも、まずは
少しずつ理解を深めればいい**と気持ちを切り替えることで、乗り越えられました。


3. おすすめの目標例【実践向け】

主任としての目標は、**「自分の成長」+「チームの底上げ」**の両面を意識すると、評価にもつながりやすいです。

■ チーム運営

  • 毎週1回、メンバーとの1on1面談を実施し、業務の悩みを早期にキャッチ。
  • 月1件以上、業務マニュアルの見直しや改善を実施し、後輩でも迷わない体制を整備。
  • 営業マンたちとのコミュニケーションを取る(雑談でも構わないと思っています笑)

■ スキル向上

  • Excel関数やマクロやピボットテーブルを活用し、手作業を自動化!
  • 年度内に「日商簿記2級」または「Excel表計算処理技能」資格取得を目指す!などを目標に掲げるといいですね!

■ 対人調整

  • 営業担当者からの特別依頼を即日対応率90%にアップ!(その日に終わらせることを意識)
  • 他部署との業務改善MTGを四半期に1回実施

4. 主任1年目にやってよかったこと

昇格したての私は不安でいっぱいでしたが、次の2つの行動が後々本当に役立ちました。

① 日商簿記2級の取得

これが営業所の経営状態の把握や、社内資料の会計用語の理解に大いに役立ちました。
ベースが整うと、議論もスッと頭に入ってくるようになり、「やってよかった!」と心底思いました。

自己評価時に「自己研鑽」の項目でアピールポイントにしました!

② Excel知識の底上げ

営業実績や経費管理のデータ処理が効率化し、業務がラクになりました。
特に、フォーマットを自作してルーチン化できたのが大きな成果。(ここは内緒ですが、本当に楽ができています!)


5. 目標達成のために意識したいポイント

主任として目標を達成するには、次の3つがカギです。

  • 自分一人で抱え込まない
    → チームメンバーに任せたり巻き込んだりすることで、負担も減り育成にもつながります。
  • 小さな成果でも発信する
    → 「これを改善しました」と上司や周囲に伝える習慣を持つと、努力が評価に直結します。
  • 習慣化と仕組み化を意識
    → その場対応から、仕組みで解決する視点にステップアップすることが、主任としての成長のカギです。

6. まとめ|主任は「仕組み作り」と「人を動かす」ことがカギ

営業事務主任は、単なる事務処理の延長ではなく、人を動かし、仕組みを整えるポジション
目標も、その視点で立てると自然と評価され、キャリアアップへの道も開けてきます。

私自身も、「主任になったのだから」という重圧から始まりましたが、少しずつ自分がチームを支える側に回るんだという実感が持てるようになり、今では前向きにこの役割を楽しんでいます。

昇進したばかりで不安なあなたも、まずは目標を通じて「小さな成功体験」を積み重ねてみてくださいね。

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